なぜ、免許が無くては工事できないの

1にも2にも安全上のこと
正しい知識の無い人が行った工事がもとで、起きえる事故、感電や火災を防ぐためです。
ブレーカーを切っていれば大丈夫」、そう、確かに切っている間はあなたは大丈夫かも知れません。
しかし、雑な工事をするとその後水道管のような金属部に漏電し、感電したり。
電線の接続が悪いために火災になるのです。あなたの大事な家族にも被害が及びます。
電線をネジって接続し、ビニールテープを巻いただけ、DIYの好きなあなた!身に覚えはありませんか?
免許を持っているあなた、そう、あなたも認定されていない器具や道具を使わなかったですか?
プロとして仕事をしている私たちだってうっかりミスはあります。
免許の有る無しに関わらず危険な行為はお互いに気をつけましょう。


工事士が無くても出来ること、出来ないこと
詳しく説明すると電気設備基準を丸写しになってしまいますので、
一般家庭を例にちょ〜簡単に説明いたしますと。

場所で分ける
あなたの目で見える壁の表面側と裏側に分かれていると思ってください。
たとえばコンセントを例にとると、コンセントにアイロンや掃除機のプラグを差し込む事!、
これは明らかに電線の接続ですが、免許なんか 要りませんよね。
ところが、コンセントの裏側に電線を差し込む事、これは立派な電気工事で免許が必要です。

手作りの延長コード、(テーブルタップと呼ばれている物)の材料をホームセンター等で購入し
自分でくみ上げたものを使用する行為、これは免許がいりません。
同じような意味合いか、露出のコンセントなどの交換も免許のいらない軽微な工事に含まれます。
※わたくし的な考えでは、タンスの裏などで使用した場合、危険なことも多い気がしているのですが。

照明器具のカバーを外し、電球を交換する事、引っ掛けシーリング式の照明の交換もOK。

電圧で分ける
いろいろ条件によって違うのですが、一般家庭に当てはまるものは、
トランスの2次側の電圧が36V以下の電路。
インターホンや、LAN、TV、スピーカーの配線、それに最近は防犯設備など、
いろいろ沢山あります。
免許が無い人だって、これだけでも、DIYのやり甲斐がありますよ〜

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