釣り師 
草ふぐ太郎が省エネルギーについて勝手に考えてみた



プロフィールにも書いていますが
私の最近の趣味は釣りです。
しかし、なかなか魚がつれない。おかしい?
私の腕が悪いのか?そうかもしれない
だけど魚にだって私に釣られてしまう、おっちょこちょいだって居るはずだ。
これはきっと環境破壊のせいで、私の腕のせいではないのだ。

と、言うことで環境問題(省エネルギーについて考えてみた。)

省エネルギーって
地球環境問題を解決する方法として一番最初に提案されるあれです。
省エネルギーって、たとえばエアコンの設定温度を変えて暑さや寒さを我慢すること?
部屋の照明器具の電球を減らし暗い部屋で過ごすこと?
いえいえ、それは節約1万円生活でやっていただきましょう。

省エネルギーとは無駄を省くことで、けっして苦しんで我慢することではないと思います。
買い替え時のエアコンや冷蔵庫を、熱変換効率の高いものを選んだり、
100W の電球を25W の蛍光ランプに交換したり、
エアコンを買い換えるまでも無く、壁や天井に断熱材を追加したり、
屋根裏に小さな換気扇を付けたりする事によって
快適さを失うことなく出来ることが沢山あります。

昔、わたしのおじいちゃんやおばあちゃんが生きていたころ、
よく耳にする言葉は「もったいない」でした。
(最近アフリカのおばちゃんも言ってくれています。うれしいですね〜)
ごはん粒を食べ残すと必ず言われた言葉です。
たとえば食べ物を残すということは、
その残した食べ物を生産するする時に、田や畑で使われた労力や、
海や山で行われた漁に使った沢山のエネルギー
そしてゴミとして捨てられるために運ぶためのエネルギー、
焼却処分に使うエネルギーがすべて無駄に使われるということです。
まさしく「もったいない」!食べ物もエネルギーなんです。

わたくし的な意見ですが、
よく当店では○分以上経った飲み物や食べ物をお出しいたしません!
とか、うたい文句にしているお店があります。ふざけるな!
それならば作り置きをせず、注文されてすぐに作ることに頭を使え
廃棄処分にしています」なんて事を声高に威張るな!

さらに言えばコンビニエンスストアーの余った弁当を捨てる行為が地球環境を破壊しているのです 
ハァハァ
ちょっと言い過ぎました・・・
これに関しては、急にやめるとご飯を作る暇も無く一生懸命働いている人が困ってしまうし、
残った弁当を当てにしているホームレスの人命にも関わるかもしれません。
ここでの批判はやめましょう。

いずれにしても「もったいない」という言葉には環境問題をすべて解決出来ちゃいそうな力を感じます。
アメリカ型の大量消費社会を信仰する人のなかにはどんどん作って、どんどん捨てればお金がめぐり
景気が良くなるという人がいます。確かに戦後の日本はそれをまねて復興してきました。
そして今、汚れた川や海、大きなゴミの山が残りました。

確かにお金も水の流れと同じくとどまっていると腐ってしまうのかもしれません。
しかし、無駄をなくすと言うこととお金を使わないということは違います。
必要の無い部分を省き、必要なところにたくさん使えばいいのです。

よく言われる無駄な公共工事の中に道路工事が良くあげられます。
私もそういった仕事の一員だったことがあります。
昨日水道工事を行っていたところを今日はガス工事
また明日は電気、電話と同じところを何度も掘り返します。
さすがに最近は同じ監督者の工事では業者間の協力も行われるようになりましたが
規模の小さな工事では、ばらばらに行われているのが現状です。

誰が考えたって一度の工事で済ませれば無駄が省けます。
しかし役所の人間や工事の当事者たちはわざと難しそうなことを言い
仕事量を確保しているのが実態です。
なぜでしょう?
それは誰でも自分の収入を減らしたくないからです。
ならば減らないようにしたらどうでしょう?
水道工事とガス工事、電気、電話も一緒にやっても同じ金額を払うシステムにしたらどうでしょう
つまり、一緒に工事を出来るパートナーを見つければ見つけるほど儲かります。
無駄を省いた人の収入になるシステムです。
役所勤めの人だって、良い仕事をした人にはその分賞与を出すべきです。
がんばっても同じ給料じゃやる気をなくしてしまいます。
そんなことが実現できれば
近隣に住んでいる人たちは騒音や振動から解放され、
道路を利用する車は渋滞が減り
仕事をしている現場の人は収入が減らずにに休みが増えるのです。
もちろん今回のテーマである省エネルギーも大幅なものになるでしょう。

こうして日本は平和になった(大田総理風に)

みんながもったいないという意識を自然に身につけたときに
昔のきれいな川や海が戻ってくるような気がします。
そうすれば私の釣りも大漁になるんだけどな〜

ほら、そこのあなたがトマトを残すから私は魚が釣れないのだ! 
By 草ふぐ太郎