エアコンの効率の話

よく大きな部屋に付けるエアコンは部屋に合わせて大きなエアコンを1台付けるか?
小さなエアコンを複数台つけるか?
悩んでいる方が多く見受けられます。

結論から言います。
もし、つけるスペースがあるならば、小さなエアコンを複数台です。

では、その理由は
効率
各エアコンメーカーのサイトで大きなエアコンと小さなエアコンの性能表を比べてみてください。
COPとかAPFと書いてある欄があると思います。
そこに書いてある数字が大きいほど効率がよいのです。
具体的には、6.0と言う数字は100w消費電力で600wの仕事が出来ることを表しています。

小さなエアコンが6.0前後が主流なのに対し
大きなエアコンでは4.0を下回るものがたくさんあります。

電気代
電気代で比較すると同じ条件の20畳ほどの部屋に使用しているとします。
効率と電気代は反比例しますので
20畳用のもの1台使って電気代が6000円かかったときに、
効率の良い8畳用の物を3台使った場合は4000円位ですむ、と言う事です。

快適さ
たとえばクーラーの場合ビュービュー風の吹いている部屋は
お風呂上りなどは気持ちよく感じますが、すぐに不快になりますよね
(関節が痛くなったりとか、それは私だけ?)
大きな部屋を1台のエアコンで冷やすには大風量が必要です、当然風速も強くする必要があります。
エアコンの遠くの人は物足りないのに、近くの人は凍えそう、なんて事も起きてくるのです。
まして、大きな家具に風をさえぎられたら、その先はエアコンが付いていない状態になってしまうかも。

複数台付いているメリットは1台ごとのエリアが狭いので小さな風量で運転でき、
そのおかげで不快な風を感じることが少なくなります。
また、そのゾーンごとに風量や温度設定を変えることができます。
LDKで使う場合、キッチンで料理をし動いている人と、ソファでゆったりTVを見ている人では
快適な温度は違うはずです。

故障のとき
これは説明するまでも無く、複数台付けた場合は1台故障しても残りのエアコンである程度快適さを保つことが出来ます。
1台しかない場合は修理が終わるまで、暑さ、寒さに耐えるしかないですね。

でも、3台も付けると初期費用が高いのでは?
実は家庭用ルームエアコンは能力2.5KW前後の製品が各メーカーとも効率が1番よく
実売価格も1番安く出回っています。
本体価格も20畳用1台の値段よりも安売りしている8畳用3台分の価格のほうが安く
工事費を含めても大きなエアコンの金額以内に納まるはずです。
(お掃除機能や酸素を出すような付加価値の高い高級機種は、あまり安売りはしていませんね)

良い事だらけのようですが
エアコン用のコンセントも3ヵ所用意しなくてはいけませんし、
エアコン取り付けに向く壁が3台分も無いことも多い。
(最近は窓が大型化していて、天井近くまであるため、エアコンを取り付ける壁がさらに少ない)
外にだって、室外機を3台も置くスペースが無い。
(東京など地価の高いところは置き場所が貴重、エアコンの電気代よりも、地代のほうが高いか?)

金は持ってんど〜
お金持ちなら天井カセット式をビルトイン
天井裏のスペースがあれば、壁は無くても良く、見栄えもすっきり
室外機も屋上に置いてしまえば家の周りにスペースが無くても大丈夫。。
うらやましいー
だけど、お金に余裕があっても、電気代なんか気にしないとか言わないで
地球環境のために効率の良い物を使ってください。

これから家を建てる人は
はじめから取り付けスーペースの確保とエアコン用コンセントを用意しておき
低価格で、快適な生活を手に入れましょう

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